「サマータイムレンダ」聖地巡礼：友ヶ島・加太の名所を辿る

小嶋一商店

作中でたびたび登場するスーパー「コバマート」のモデルと言われるのが、この小嶋一商店。外観や店構え、周囲の道の雰囲気などがアニメの描写と酷似しており、街の日常をリアルに体感できる貴重な場所です。加太港から徒歩圏なので、フェリー前後の散策にも便利。作中キャラクターが歩いたかもしれない道を、自分の足で辿ることで、作品への没入感が高まります。

友ヶ島 第三砲台跡

かつて軍事要塞として使われていた砲台跡。石造りのトンネルや弾薬庫、崩れかけた壁…廃墟ならではの重厚な雰囲気が残されており、作品世界で描かれる“謎”や“島の過去”を感じられるスポットです。木々に囲まれた静かな自然の中に、ひっそりと廃墟が存在するコントラストが印象的。聖地巡礼としてだけでなく、廃墟好きや歴史好きにもおすすめできます。

友ヶ島 第二砲台跡

爆破・放棄され、今では風化と崩落で荒れた状態の砲台跡。壁や床、天井の一部が崩れ、コンクリートやレンガが無秩序に転がっています。足元が不安定な箇所も多いため、探検には注意が必要ですが、その分「廃墟としての生々しさ」が強く、作品の持つホラー／サスペンス要素を実感できる貴重な聖地です。

友ヶ島 第1砲台跡

友ヶ島の高台に位置する第1砲台跡は、灯台へ続く道の近くに残る重厚な軍事遺構で、作中の印象的なシーンを想起させる雰囲気を強くまとっています。南方ひづるにとっての忌まわしい過去が刻まれた場所として描かれ、砲台跡付近の地面に力なく横たわる弟を前に、彼の名を必死に呼ぶ声と蝉の鳴き声だけがこだまする情景が、実際の静かな空気と重なります。

友ヶ島灯台

第1砲台跡の近くにある友ヶ島灯台も訪れておきたいですね。 友ヶ島灯台は1872年6月に初点灯した石造りの洋式灯台です。